Lucid Dream~終わりの先 - C-CLAYS
生きているはずのない植物
存在することも知らず
彷徨い続けて行くも
足場のないところを行くが
初めて感じるあるはずのない
波に揺られて
終わりのない
行く末を見つめて
浮かんできたのは
いつも途中ばかり
探しても眼に入るのはいつも
使い古した殻の惑星
欲望も持ってても意味ない
手探りで今の所在を
繋がっていたはずの連絡線
緊張の帰途になるだろう
現実と離れて
最後になるでしょうゆっくりと
小さい空間の中でもがいて
誰にも気付かれない
哀しさから
大きな宇宙に
飛ばされても見ない限り
叫んでも届かない
行く当てもない
この場所から逃げ
進んでも同じ
海が見えるだけ
明るい日差しが
照りつける地へ
必ず終わりのある地へ
終わりのない
行く末を見つめて
浮かんできたのは
モノクロの日常
信じてもらえない
ことは解ってて
あの世界は有得るんだろう